医療法人誠恵会 のなか内科

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  • 2024年8月の当院の胃カメラ・大腸カメラの検査結果の概況
    2024年09月24日
    お知らせ

    胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)件数の詳細

    2024年8月の当院での胃カメラ件数は191件(2024年度計803件)でした。

    尚、昨年同月の2023年8月の胃カメラ件数は137件でした。

    大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)件数の詳細

    2024年8月の当院での大腸カメラ件数95件(2024年度計403件)でした。

    尚、昨年同月の2023年8月の大腸カメラ件数は82件でした。

    胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)の結果

    8月191件のうち1例の方に早期胃癌、2例の方に食道癌を認め総合病院へ紹介し術前検査施行中で今後加療の予定となりました。

    その他多くが異常なし、食道裂孔ヘルニア、逆流性食道炎、慢性胃炎、胃ポリープなどの良性疾患でした。

    また、ピロリ菌の除菌治療は15件(一次除菌13件、二次除菌2件)でした。

    大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)の結果

    8月95件のうち、1例の方にカルチノイド腫瘍を認め近隣の総合病院へ内視鏡治療目的に紹介しております。

    その他大腸ポリープ(大腸腺腫)を切除した方は33例ですべての方を同日に内視鏡切除術を施行しております。

    考察・まとめ

    胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)191件施行し、1例の方に早期癌を認め、内視鏡治療(内視鏡的粘膜下層剥離術: ESD )目的に近隣の総合病院へ紹介しております。また今月は2例の食道癌の方を認めたため、近隣の総合病院へ紹介しております。食道癌の方は胸のつかえ感が続いていたとの事でした。

    他、ピロリ菌感染の方15例に除菌術を施行しております。

    また大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)95件を施行し、うち33例の方に大腸癌前癌病変である大腸腺腫を認め内視鏡切除術を施行しております。

    自覚症状がある方はもちろんのこと、自覚症状がなくても昨年健診を実施していない方はこの機会に受診の検討をお願い致します。

    貧血症状、胃痛・腹痛、腹部違和感、便秘、下痢、血便、食欲低下、体重減少などの自覚症状や、癌の家族歴、ピロリ菌感染歴、健診にて便潜血陽性や貧血の指摘などがある方も一度受診をご検討いただけたら幸いです。

    当院では、1年を通じてすべての内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)と腹部超音波検査(腹部エコー)を内視鏡専門医・消化器病専門医の松本院長、内視鏡専門医・内視鏡指導医・消化器病専門医の野中医師の2名で担当しております。松本院長は、月.火.水.木.金.土曜日と全日で診療・内視鏡検査をしており、野中医師は火、水、木、金で診療・内視鏡検査をしております。

    尚、当院では麻酔を使い眠りながらの内視鏡検査(胃カメラ.大腸カメラ)も行っておりますので、お気軽にご相談ください。

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