現在、痛風や尿管結石の患者様の受診が増えております。湿度が上がってきているものの、水分摂取が足りていない影響が考えられます。特に高尿酸血症の治療を中断されている方や、ジョギング、ゴルフなどの運動を定期的に行っている方は、こまめな水分摂取をお願いいたします。痛風発作の前兆を感じられる方は早目の受診をご検討ください。
当院ではさいたま市の女性のヘルスチェックを実施しております。対象となる方と検査項目は以下の通りです。早期の生活習慣病の発見にもつながるため、ぜひ受診を検討ください。
対象者:18歳から39歳の女性
検査項目:問診・診察、身体測定、血圧の測定、脂質検査、肝機能検査、糖尿病検査、腎臓検査、貧血検査
費用:無料
胃カメラ件数の詳細
例年4月の当院での胃カメラ件数は40件前後と少なめです。これはさいたま市のがん検診が4月は始まっていない影響と考えられます。特に昨年4月は、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言もあり33件と非常に少ない状況でした。その反動からか今年は、4月1日~4月24日までの約3週間で80件の胃カメラを施行させていただきました。
胃カメラの結果
ほとんどの方が、食道裂孔ヘルニア、逆流性食道炎、慢性胃炎、胃ポリープなどの良性疾患でしたが、悪性腫瘍(癌、リンパ腫)も3件の方に認められました。また、その他1例に胃腺腫(前癌病変)を認めました。また、その他に2例の方で悪性腫瘍が否定できず、総合病院へ紹介し精密検査中の方がいらっしゃいます。
考察
今回これだけ多くの頻度で悪性腫瘍が認められたのは、新型コロナウイルスによる受診控えによる影響と考えました。症状があっても我慢してしまい、しばらく受診の決断ができなかった方もいらっしゃいました。また悪性腫瘍の3件の方は、いずれも2人が初めての胃カメラ、1人が3年ぶりの胃カメラでした。
胃痛、食欲低下、体重減少などの自覚症状や、家族歴、ピロリ菌感染歴などのご心配がある方は、一度受診を検討ください。当院での胃カメラおよび大腸カメラは麻酔を使い眠りながらの検査も行っております。またすべての検査を、内視鏡指導医・専門医、消化器病専門医の院長が担当しております。お気軽にご相談ください。
高血圧や糖尿病、脂質異常症などの慢性疾患の治療や予防は、食事療法以外にも定期的な有酸素運動が推奨されています。また、筋力トレーニングなどによる筋肉量の増加も基礎代謝が上がることで体重の減量や血糖値の軽減に繋がります。
当院では慢性疾患の予防に力を入れており、なるべく内服薬に頼らない、もしくは内服薬を減量したり中止するようにお手伝いさせていただいております。
当院と提携しているトレーニングジムをご紹介いたします。当院連携のプラン(入会金無料・4回22,000円)もございますので、ご興味のある方は職員にお尋ねください。
トレーニングジム Pearl Fitness
当院では腋窩多汗症の治療を始めました。
わき汗でお困りの方はご相談ください。