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検査案内
胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)
当院の内視鏡検査は以下の2名が担当しております。
- 松本医師(消化器病専門医、消化器内視鏡専門医)
 - 野中医師(消化器病専門医、消化器内視鏡専門医・指導医)
 
なお、2023年度(2023年4月~2024年3月)の当院の内視鏡検査の実績を公開しました。
詳細はホームページ症状別疾患の消化器系疾患『当院の内視鏡検査の実績(2023年度)』をご参照ください。
概要
 内視鏡を鼻もしくは口から胃の中に入れて、電子スコープで、食道、胃、十二指腸を観察します。
当院では鼻からの内視鏡検査〈 経鼻内視鏡検査 〉が可能です。
鼻からの内視鏡検査は、吐き気が起こりにくく、今までの口からの検査でかなりつらかった人でも、少ない苦痛で検査を受けることができます。
又、麻酔を使用した内視鏡も可能です。
こんな症状・疾患のある方へ
- 症状胃痛、胃もたれ、食欲低下、胸焼け、つかえ感、吐気、体重減少など
 - 疾患胃がん、食道がん、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、ヘリコバクター・ピロリ感染症、逆流性食道炎、胃ポリープなど
 
所要時間
| 鼻からの胃カメラ (経鼻内視鏡)  | 
(特に異常がなければ) 5~7分間程度  | 
|---|---|
| 口からの胃カメラ (経口内視鏡)  | 
(特に異常がなければ) 3~4分間程度  | 
※その他麻酔の場合は、準備に時間が追加されます。
経鼻内視鏡・経口内視鏡のメリット・デメリット
| 経鼻内視鏡 | メリット
 デメリット 
  | 
|---|---|
| 経口内視鏡 | メリット
 デメリット 
  | 
当院では、患者さんと相談し、①経口内視鏡(口から、鎮静剤使用なし)、②経鼻内視鏡、③経口内視鏡(口から、鎮静剤あり)を検査前に選択して頂いております。
どちらの内視鏡が「自分に合った、苦痛の少ない内視鏡」であるか分からない患者さんも多いと思いますので、担当看護師に遠慮なく質問して下さい。丁寧に説明致します。
胃カメラにかかる費用(目安)
| 健康保険1割負担 | 健康保険2割負担 | 健康保険3割負担 | |
|---|---|---|---|
| 異常なし | 約1,200円 | 約2,400円 | 約3,600円 | 
| 組織検査あり | 約2,500円~4,000円 | 約5,000円~8,000円 | 約7,500円~12,000円 | 
※表は左右にスクロールして確認することができます。
※診察料は含まれておりません。
※経鼻・経口内視鏡とも上記金額です。
ピロリ菌検査
昨今では、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・慢性胃炎の主な要因はピロリ菌であることがわかっています。 また、胃がんの発がん物質として注目を集めています。 驚きなのは、世界人口の約半数がピロリ菌に感染していると考えられ、わが国では約3500万人が感染しているとの予測です。とりわけ、感染者は50歳以上に多く、そのうち60~70%が感染者であると予想されています。
ピロリ菌とは
昨今では、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・慢性胃炎の主な要因はピロリ菌であることがわかっています。 また、胃がんの発がん物質として注目を集めています。 驚きなのは、世界人口の約半数がピロリ菌に感染していると考えられ、わが国では約3500万人が感染しているとの予測です。とりわけ、感染者は50歳以上に多く、そのうち60~70%が感染者であると予想されています。
こんな症状があったら検査をおすすめします
- ご家族にピロリ菌の保菌者がいる方
 - 胃カメラで慢性胃炎や萎縮性胃炎があると言われた方
 - 消化性潰瘍(胃、十二指腸潰瘍)を患ったことのある方
 - ご家族に胃がんや消化性潰瘍の罹患者がいる方
 
その他、普段から胃の調子が悪い方なども一度ご相談ください。
ピロリ菌検査の方法
当院では以下のピロリ菌検査方法を実施しています。
胃カメラで慢性胃炎を認めた場合や胃バリウム検査で胃潰瘍や十二指腸潰瘍が認められた場合、保険診療が可能です。その他自費診療も可能です。
| 検査方法 | 概要 | 胃カメラ | 検査結果 | 
|---|---|---|---|
| 迅速ウレアーゼテスト | 胃カメラと同時に実施する検査方法で、組織採取して調べる。 | 必要 | 翌日 | 
| 抗体測定 | ピロリ菌に対する抗体があるか血液や尿の検査から調べる。 | 不要 | 2日~3日後 | 
| 尿素呼気テスト | 診断薬を服用する前後の呼気を集めてピロリ菌を見つける。 主に除菌後の効果測定で用います。  | 
不要 | 30分程度 | 
| 糞便中抗原測定 | 糞便中からピロリ菌の抗原を見つける。 | 不要 | 2日~3日後 | 
※表は左右にスクロールして確認することができます。
胃カメラをする方は、迅速ウレアーゼにより同時にピロリ菌感染の有無を検査するのが効率的です。
ピロリ菌治療後の除菌成功の診断は、30分程度で結果が判明する尿素呼気テストを推奨しています。
なお、胃カメラを行わないピロリ菌有無の検査を希望される方や、2次除菌で失敗3次除菌以降を希望される方は、自費にて検査可能です。
大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)
当院の内視鏡検査は以下の2名が担当しております。
- 松本医師(消化器病専門医、消化器内視鏡専門医)
 - 野中医師(消化器病専門医、消化器内視鏡専門医・指導医)
 
なお、2023年度(2023年4月~2024年3月)の当院の内視鏡検査の実績を公開しました。
詳細はホームページ症状別疾患の消化器系疾患『当院の内視鏡検査の実績(2023年度)』をご参照ください。
概要
 大腸がんはある程度進行するまで自覚症状がありません。 大腸がんは早期発見できれば内視鏡での治療も可能ですし、ほぼ100%完治します。
出血するまでに至っていない早期の大腸がんを発見できるばかりでなく、がん化する恐れのあるポリープを内視鏡で切除することによってがんを未然に予防することができます。
当院では、鎮静剤による静脈麻酔によって検査中眠って施術することもできますので苦痛を感じることはほとんどありません。
また、日帰りでのポリープ切除も可能です。
こんな症状等ある方へ
- 便潜血検査が陽性だった(特に必ず受けていただきたいと思います)方
 - 40歳以上の方
 - 大腸がんや乳がんにかかった家族がいる方
 - 血便が出た方
 - 腹部の張りや痛みがある方
 - 下痢や便秘がひどい方
 - 慢性的な貧血がある方
 - 体重減少のある方
 
所要時間
大腸内視鏡検査:特に異常がなければ20分間程度。ポリープ切除がある場合は、処置に時間が追加されます。
ポリープを切除する場合にも日帰りでの手術が可能です。
但しポリープが大きい場合(約2cm以上)は、入院処置となることもあり、関連医療機関を紹介させていただきます。
大腸カメラにかかる料金 (目安)
| 健康保険1割負担 | 健康保険2割負担 | 健康保険3割負担 | |
|---|---|---|---|
| 異常なし | 約1,800円 | 約3,600円 | 約5,400円 | 
| 組織検査あり (検査する部位数により異なります)  | 
約3,000円~5,500円 | 約6,000円~12,000円 | 約9,000円~17,000円 | 
| ポリープ切除 (大きさや数により異なります)  | 
約6,500円~10,000円 | 約13,000円~20,000円 | 約19,000円~30,000円 | 
※表は左右にスクロールして確認することができます。
※診察料は含まれておりません。
大腸カメラは、下剤の処方がございますので一度検査前に必ず受診をお願いいたします。尚、電話予約は受け付けておりません。
乳腺外科
当院では、第1木曜日及び第3木曜日の午前(8時30分~12時00分)に女性医師・女性技師による乳腺外科の診察・検査を行っております。
学会等で変更もございますので、HP等で御確認下さい。
乳がんについて
日本では、乳がんが年々増加し女性のがん罹患率の第1位となっており、一般の方の乳がん検診への関心は高まっています。
乳がんになる年齢は、30歳代後半から増加し50・60歳代にピークで、70歳以降もあまり減りません。
乳がんにかかりやすいタイプ
- 未婚の方
 - 出産経験のない方、初産年齢が30歳以上の方
 - 初経が11歳以前の方
 - 閉経が55歳以降の方
 - 乳がんになった家族がいる方
 - 喫煙している方
 
早期発見が大切です
検診を受ける方が増加するにつれて胃がんの死亡率が減少している様に、乳がんの死亡率もマンモグラフィ、超音波検査を含む検診をより多くの方が受けることで減少させることが出来ると言われています。
乳癌は、早期発見により「乳房温存治療」が可能です。早期発見により高い確率で治癒が期待できます。
したがって、30歳以降の方には「年に1度の乳がん検診」をお勧めします。
自覚症状のある方
乳房にしこりを感じる、皮膚にひきつれがある、乳首から出血があるなどの自覚症状がある方は、保険診療で診察いたします。
痛みを感じる方も多いですが、痛みだけで乳がんがみつかることはあまりありませんので、ご心配なさらないでください。
気になる症状がある方は一度受診をお勧めいたします。
| 検査方法 | 健康保険1割負担 | 健康保険2割負担 | 健康保険3割負担 | 
|---|---|---|---|
| 超音波と触診 | 約700円 | 約1,400円 | 約2,000円 | 
| マンモグラフィと触診 | 約900円 | 約1,800円 | 約2,500円 | 
| 超音波と マンモグラフィと触診  | 
約1,200円 | 約2,400円 | 約3,500円 | 
※表は左右にスクロールして確認することができます。
超音波検査
 超音波検査とは、高い周波数の音波(エコー)をあて、音波の反射を捉えてモニターに断層画像として表示し、病気の有無を詳細に見る検査です。
- 腹部超音波検査(肝臓・胆のう・すい臓・腎臓・脾臓等)
 - 甲状腺超音波検査
 - 乳腺超音波検査
 
動脈硬化検査(血管年齢)
腕は肩から肘まで露出、足は膝から踵までを露出していただきます。
ベット上に横になり、血圧測定時のように安静にしてください。
自動血圧測定と同じ要領で加圧し徐々に減圧いたします。測定自体は1回3分程度で終了しますが、時にそれを2~3回繰り返すこともあります。
検査の所要時間は、衣服の着替えも含めると約15分程度です。
自費診療での検査も可能です。
| 自費検査料金 | 3,300円(税込) | 
|---|
踵骨骨密度検査
骨密度測定とは、骨の中にあるカルシウム・マグネシウムなどのミネラル成分が、どのくらいの量あるのかを計測するものです。
このミネラル成分が不足してくると、骨がもろくなり、骨折しやすくなります。
高齢者では治りが遅いため、骨折がもとで寝たきりになってしまう人も少なくありません。
かかとを露出していただき、1~2分で結果が出ます。骨粗鬆症の方は、定期的な経過観察が望ましいです。